2018/11/28 米国市場雑感

S&P500は+2.30%の2743.78。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、利下げ終了の前倒しを示唆する発言を行ったことを材料に急騰。2702、2733のレジスタンスを突き破る大幅上昇を見せた。公益セクター以外の全セクターが買われる展開。特に最近売り込まれていたハイテク、消費財、工業セクターは+2~3%の大幅な上昇。

引け値の位置は、10月中旬から続くチャネルの踊り場と言える付近。2755のレジスタンスやその上の200MAを超えるか超えないかで、相場の雰囲気ががらっと変わってきそう。特に2755を抜ければ同価格をネックラインとしたダブルボトムとなる。2755と200MAの値幅は小さいので、この場合は一時的に200MAを超えてくるかもしれない。仮にG20で米中貿易摩擦関連でプラスの材料が出てきたら、チャネルを上にブレイクする可能性もあるだろう。MACDはゴールデンクロス、ストキャスティクスとRCI短期線にはまだ上昇余地がある。

逆に下げるとしたら20MAのある2720付近がサポートとなるかが勝負どころ。この付近には200時間MAや100時間MAもあり、ある程度の硬さがありそうなポイント。G20を控えていることや200MAが近いことから、ここらで利益確定売りが走りそうな価格帯でもあり、買いに勢いがなくなれば戻り売りも出てくるだろう。

相場のセンチメントは幾分か回復傾向が見られ、RSIは11月7日の天井付近の水準まで上昇してきており、PCRに至っては10月の下落前の水準まで下がってきている。上昇幅に対してVIXの低下が小幅だが、2747、2755といった上値を試すレジスタンスや200MAが控えていることが要因だろうか。久々の大陽線なれど、10月続くチャネルの真ん中であり、週明けに米中貿易摩擦ネタがどう出てくるか分からず、週末までぐいぐい買い進められるかは今後のヘッドラインによりけり。

なお、利上げにより株の魅力が薄まることや経済が締め付けられ過ぎる懸念は後退したが、一方で当初の見立てより景気が減速傾向にあることを示唆している。今後はこれまで以上に経済指標や企業業績と睨めっこしながら動く相場になりそうだ。

 

※免責事項※
・当ブログの内容は筆者の調査に基づいておりますが、正当性を保証するものではありません。
・また本記事は投資行動を推奨するものではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です