2018/12/10 米国市場雑感

S&P500(MACD/ストキャスティクス/RCI/RSI)

S&P500は+0.18%の2637.72。

レンジ下端から始まった寄付は売り強く、10月安値2603を割って2583をつけた後反転。以後値を揉んだものの、引けは買われて長い下髭の陽線引けとなった。2575-2585帯は出来高が多い価格帯なので、止まるべきところで下げ止まった印象。安値を割っての長い下髭で、チャネル上端から始まった下落相場にやりきった感があるものの、出来高が最近にしては少なく、下げ止まりかどうかは怪しい。Brexit関連の動きが警戒され、出来高が少なかったのかもしれない。

ストキャスティクスは反転の兆しを示す位置で、RSIも久々に上向いてきた。RCIの短期線はまだ下方向なれど、S&P500現物の時間足が下降トレンドをほぼブレイクしており、もうそろそろ一時的な反発ラリーが始まるかもしれない。2670-2680のレジスタンスとなっている価格帯を抜けれるかが、反発ラリーの強さを示す試金石になる。

S&P500時間足

なお、週足が雲を下抜けて始まっている点に注意したい。特に今日の足は雲の下端2640付近に頭を押さえられる形になっており、弱い週足のスタートになっている。S&P500現物の時間足が元の下降トレンドにもとった場合、明日は2600を割って引けることになる。

S&P500週足

とはいえ、ヘッドラインで動く相場が続いているので、反発するにしろ下を掘るにしろヘッドライン次第なところがなくもない。数少ない日程の読めるヘッドラインのうち、Brexitは議会採決が延期になったので、関連するヘッドラインは13-14日のEU首脳会議に持ち越し。来週のFOMCに向けては、株価の下落を押さえるような形で、来年度の利上げ打ち止めを示唆するような観測記事や要人発言が出てくるかもしれない。今日もそれらしい要人発言があり、反発を後押しした感がある。

※免責事項※
・当ブログの内容は筆者の調査に基づいておりますが、正当性を保証するものではありません。
・また本記事は投資行動を推奨するものではありません。

2018/12/07 米国市場雑感

S&P500
(MACD/ストキャスティクス/RCI)

S&P500は-2.33%の2633.08。

寄付は弱い雇用統計を”好感”し、来年度の利上げ中止を期待した買いが入ったが、窓を埋めたところで失速。20MAに頭を押さえられる形で売られ、昨日の相場の再現となった。昨日と異なり、相場を反転させるようなヘッドラインはなくジリジリと下げ、2620の昨日安値に達するギリギリで反発をみせたもののショートカバーしかいないような動きで弱く、引けも売りがでてチャネルの低い位置で週末を終えた。ヘッドラインで動き易い市況を考えると、Brexit議会採決も控えた来週に向けて売りは持ち越せど買いは持ち越しがたい、そんな印象も受ける。原油の反発はそれほど市場にインパクトを与えられず、公益以外全セクターが売られるリスクオフ。

ストキャスティクスは漸く売られ過ぎ圏内に突入したものの、RCIの短期線にはまだ下げ余地があり、MACDもデットクロス寸前。また、50MAと200MAがデットクロスしている。暫く2620-2680で値を揉んで上に行くか下に行くか決める感じだろうか。来週のBrexitの動向次第ではヘッドラインでの売りで10月安値2603を試す展開もあるかもしれない。

個人投資家のショート比率は39%と、ロングの比率がかなり多くなっている。昨日の引けと今日の寄りで捕まっているのもあるだろうが、この状況ではなかなか積極的に買いに向かい難い。

PRCの最高値は昨日より下げたものの、相場の流れも手伝って終値は昨日より上昇している。PRCの最高値を考えると、昨日はまだ底ではない可能性がある。

IG証券のS&P500 Short/long比率( https://www.dailyfx.com/sp-500)
PCRの最高値
PCRの終値

小型株の弱さは引き続き、RUSSSEL2000は10月安値を割っての引けとなった。下降チャネル継続でMACDはデットクロス。ストキャスティクスは売られ過ぎ圏内に入ったが、RCI短期線には若干の下げ余地がある。

RUSSEL2000
(MACD/ストキャスティクス/RCI)

NASDAQは昨日安値を割って引けている。MACDはデットクロス手前、ストキャスティクス、RCIともに下げ余地あり。一度は6900を試しに、ヘッドラインによっては11月安値も試しに行きそうな感じがある。

※免責事項※
・当ブログの内容は筆者の調査に基づいておりますが、正当性を保証するものではありません。
・また本記事は投資行動を推奨するものではありません。

2018/12/06 米国市場雑感

S&P500は-0.15%の2695.95。

朝っぱらから時間外で大きく下げ、そのまま窓を開けての寄付は暫く揉んだものの、売られては直近安値を割って2621をつけた。そこから反転するも、揉んでいた価格帯から抜け出せないでいたが、来年度の利上げ停止観測記事を契機に2680のレジスタンスをブレイクし、大きくリバウンドした。10月安値を割らずに反転したという点ではポジティブな見方ができるものの、10月安値と11月安値を結んだトレンドラインをブレイクしまっている点が気になる。

ストキャスティクスは何とも微妙な位置であり、RCI短期線としてはまだ下げ始めたばかりといったところ。2702には100時間MA、2715には200時間MA、2720には20日MAがあり、直近の上値は重たそうな感じがある。2720レジスタンス、2621サポートで暫く揉むか、レンジ下端で押し目買いされ反転し2760を目指すか、どちらの流れになるだろうか。MACDのデットクロスが見えているので、もう一押しの下げには警戒したいところ。ヘッドラインで下げてヘッドラインで上げている相場が続いているので、どのような流れになるにせよ、暫くはヘッドラインや経済指標頼みの相場になりそうである。

PRCの最大値は11/20の水準まで上がってきた。ここらで一旦下げ止まりと考えることもできるし、もう一段上に行くことも考えられる位置。これでストキャスティクスやRCI短期線が下げていたら、短期的に底打ちといった見方ができたのだが、ここ数日で一気に下げたこともあって具合が悪い。

 

 

S&P500は11月安値を割ったが、NASDAQは割らず、10月安値にも届かず反発した。ただ、NASDAQの場合、ストキャスティクスとRCI短期線が調整始めの高い位置にいるので、短期的な調整が終わったとみるには収まりの悪い足。逆三尊がちら見えしているが、これは気が早いだろう。20MA、7280付近が当面のレジスタンス。6984がサポート。

 

 

小型株は11月安値だけでなく、10月安値もブレイクしており、S&P500やNASDAQと比較して弱い状態が続いている。チャネル下端で反発と好意的にみることもできなくもないが、下の方のレジスタンスで止められて引けており、もう一段の下げを警戒したいところ。ストキャスティクスとしては反発してもいい頃合だが、RCI短期線としては若干の下げ余地があり、MACDのデットクロスが見えている。

 

※免責事項※
・当ブログの内容は筆者の調査に基づいておりますが、正当性を保証するものではありません。
・また本記事は投資行動を推奨するものではありません。

2018/12/04 米国市場雑感

S&P500は-3.24%の2700.06。

寄付は売られるも50MA付近で耐えていたが、200MAを割ってからは一気に売られた。2700手前で反発する動きを見せたもの、引けは更に売られ一時2700を割り込む場面もあった。三山に宵の明星、グランビルの法則と役が重なり、昨日のリスクオンを帳消しにした感がある。2815-2800付近をレジスタンスとした下降気味のレンジ相場がより意識されるチャートになり、短期的にはダブルトップで2630の直近安値を目指す展開か。2680付近のサポートで反発するか否かがポイントになりそうだが、売られた場合、最近の値幅では厳しい気がする。

ストキャスティクスは一気に中立の水準。ここから20あたりまでは下げそう。RCI短期線は調整始めといったところ。PCRの最高値は、昨日が丁度スパイクになり先週の水準に戻ってしまった。PCRの最高値上昇は、値崩れを起こす前兆になることがあるので注視したい。

S&P500以上に要注意なのはNASDAQと小型株。

NASDAQは順調に高値を切り下げ下降トレンドへの意識が強まっている。加えてストキャスティクスやRCI短期線は、調整の始めの水準であり下値の余地がある。

小型株に至っては、直近安値に肉薄し、もう一押しあれば底抜けそうな位置にある。ストキャスティクスは下げきっているがRCI短期線的には下げ余地あり。

 

 

 

※免責事項※
・当ブログの内容は筆者の調査に基づいておりますが、正当性を保証するものではありません。
・また本記事は投資行動を推奨するものではありません。

2018/12/03 米国市場雑感

 

S&P500は+1.09%の2790.37。

玉虫色の米中会談を交好感し、大きく窓を開けての寄付だったがほぼ寄天。売られては50MAがサポートなり反転し、始値付近で引けた。当面は50MAと2815の間での勝負になりそうだ。2815付近には100MAがあり、ストキャスティクスやRCI短期線が上げきっているので、上値は重たそうに見える。

PCRは0.716と9月中旬以来の低水準。米10年債利回りは3%を切っており、リスクオンの雰囲気が漂っている。

 

 

 

一方、S&P500やNASDAQの指数と比べると、小型株の調子は今ひとつ。買われている株も手堅い銘柄が増えており、以前のような強気相場ほどにはがんがん上値を目指す展開は少し考えにくいか。

 

 

※免責事項※
・当ブログの内容は筆者の調査に基づいておりますが、正当性を保証するものではありません。
・また本記事は投資行動を推奨するものではありません。

2018/11/30 米国市場雑感

 

S&P500は+0.81%の2759.99。

G20を控え様子見の流れが続いていたが、G20の米中貿易問題に対してポジティブなヘッドラインが出始めると期待の先買いが走り、2755のレジスタンスを突破。引けでの買いも強く200MAに肉薄して引けた。市場は米中会談に対してポジティブな結果を期待している。公益、ヘルスケア、生活必需なディフェンシブなセクターが買われつつ、米中貿易問題の進展期待で工業、消費財、ハイテクも買われて、リスクオフとリスクオン、両方に景気の良い相場。ただ、エネルギーセクターは原油安を嫌気され売られた。

ストキャスティクス、RCI短期線共に買われ過ぎ圏内に入ってきており、ここから何処まで上値を伸ばせるかといったところ。米中会談がポジティブに終われば、2815くらいまで上げた後で一旦調整、200MAがサポートになるかが焦点。ネガティブに終わった場合の下げでは2670がサポートになるかが焦点となりそう。

なお、CFDは時間外で更に上昇。現物の200MAである2761を本記事執筆時点では上抜いている。

 

※免責事項※
・当ブログの内容は筆者の調査に基づいておりますが、正当性を保証するものではありません。
・また本記事は投資行動を推奨するものではありません。

2018/11/29 米国市場雑感

S&P500は-0.22%の2737.80。

寄付は売られるも20MAがサポートとなり反発。FOMC議事録が契機となり買われ、2547のレジスタンスを上抜けるものの2755のレジスタンス手前で失速。戻り売りされて始値付近で引けた。G20が控える中、2755を超えて積極的に買われる展開にはなれず、手仕舞いされた印象を受ける。

2755-2721(20MA)が短期的な相場の流れを占うレンジ。G20を控えての明日は、何かしらヘッドラインがない限りこの範囲内に収まるんじゃないかと考えているが、仮に、2755を上抜くなら期待上げ、20MAを悪なら期待下げで、週明けの相場の値動きの参考になりそうだ。

ストキャスティクスとRCI短期線にはまだ若干の上昇余地があるものの、CFDのストキャスとRCI短期線は買われ過ぎの水準に入っている。20MAサポートに小幅調整して上を目指すが、2680-2670付近をターゲットに一旦下げてから、どっちに向かうか逡巡するといった展開が考えられるが、何はともあれG20の結果待ち。

 

 

 

 

2018/11/28 米国市場雑感

S&P500は+2.30%の2743.78。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、利下げ終了の前倒しを示唆する発言を行ったことを材料に急騰。2702、2733のレジスタンスを突き破る大幅上昇を見せた。公益セクター以外の全セクターが買われる展開。特に最近売り込まれていたハイテク、消費財、工業セクターは+2~3%の大幅な上昇。

引け値の位置は、10月中旬から続くチャネルの踊り場と言える付近。2755のレジスタンスやその上の200MAを超えるか超えないかで、相場の雰囲気ががらっと変わってきそう。特に2755を抜ければ同価格をネックラインとしたダブルボトムとなる。2755と200MAの値幅は小さいので、この場合は一時的に200MAを超えてくるかもしれない。仮にG20で米中貿易摩擦関連でプラスの材料が出てきたら、チャネルを上にブレイクする可能性もあるだろう。MACDはゴールデンクロス、ストキャスティクスとRCI短期線にはまだ上昇余地がある。

逆に下げるとしたら20MAのある2720付近がサポートとなるかが勝負どころ。この付近には200時間MAや100時間MAもあり、ある程度の硬さがありそうなポイント。G20を控えていることや200MAが近いことから、ここらで利益確定売りが走りそうな価格帯でもあり、買いに勢いがなくなれば戻り売りも出てくるだろう。

相場のセンチメントは幾分か回復傾向が見られ、RSIは11月7日の天井付近の水準まで上昇してきており、PCRに至っては10月の下落前の水準まで下がってきている。上昇幅に対してVIXの低下が小幅だが、2747、2755といった上値を試すレジスタンスや200MAが控えていることが要因だろうか。久々の大陽線なれど、10月続くチャネルの真ん中であり、週明けに米中貿易摩擦ネタがどう出てくるか分からず、週末までぐいぐい買い進められるかは今後のヘッドラインによりけり。

なお、利上げにより株の魅力が薄まることや経済が締め付けられ過ぎる懸念は後退したが、一方で当初の見立てより景気が減速傾向にあることを示唆している。今後はこれまで以上に経済指標や企業業績と睨めっこしながら動く相場になりそうだ。

 

※免責事項※
・当ブログの内容は筆者の調査に基づいておりますが、正当性を保証するものではありません。
・また本記事は投資行動を推奨するものではありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

2018/11/27 米国市場

 

S&P500は+0.33%の2682.20。

昨日引け後に米中貿易ネタで下げた分を取り戻し2670を奪還。引けは更に買われ11/19安値2681のレジスタンスも突破。11/8から続く下降トレンドをほぼブレイクした形になった。ストキャスティクス、RCI短期線はリバウンド始めの水準、MACDのゴールデンクロスも見えていて幸先がよい。ただディフェンシブなセクターの買いが目立ちつ点は気になる。(ヘルスケア+0.99%、生活必需品+0.91%、公益+0.87%)

S&P500のCFDの時間足は2670をネックラインとする逆三尊を形成しており、この観点からは2720付近が上昇の目安になる。ただその前に2702のレジスタンスがあるので、まずここを突破できるか否かが、このリバウンドの強さの試金石となる。

 

 

NASDAQは+0.01%と冴えなかったが、NAS100の時間足はカップウィズハンドルを形成しており、レジスタンスの6701も突破している。

 

気になるのは小型株が弱い点で、RUSSEL2000は-0.87%と奮わない。ディフェンシブなセクターが買われていることと合わせて考えると、株価はリバウンド傾向を見せているものの、長期的な市場の先行きに対してのセンチメントはそれ程回復していなさそうだ。

 

 

Pepsico(PEP)は買いか?10年来で最高の配当率!!

Summery

 

過去10年で最も高い配当率の水準にある46年連続増配企業

 

・ここ最近の配当率3.8%過去10年間で最高の配当率
・46年連続で増配を行っており、過去5年間の平均増配率は8.2%
2018年度は15.2%の増配率

株価は主力の米国飲料事業の不振を嫌気して大きく下落

 

・現在の株価は過去1年の最高額から-21.5%の水準
・2018年度第1四半期、主力の米国飲料事業の営業利益が前年比-23%減少
2017年第3四半期から北米飲料事業は3期連続の売上及び利益の減少

手堅い事業ポートフォリオだが横ばいのEPS

 

・利益の42%を占める北米食品事業が好調で3年間で平均6%の利益成長
・北米食品事業は北米飲食事業の約2倍の利益率
過去5年間のEPSはほぼ横ばいDividend Payout Ratioは上昇傾向
北米食品事業や米国外事業の状況によっては、増配率の低下リスクがある

 

続きを読む http://Pepsico(PEP)は買いか?10年来で最高の配当率!!